界:植物界 ⇒Plantae
門:被子植物門 ⇒Magnoliophyta
綱:双子葉植物綱 ⇒Magnoliopsida
目:ナス目 ⇒Solanales
科:ヒルガオ科 ⇒Convolvulaceae
属:サツマイモ属 ⇒Ipomoea
種:アサガオ I. nil
学名
Ipomoea nil (L.) Roth (1797)
シノニム
Pharbitis nil
和名
アサガオ
英名
⇒Japanese morning glory
アサガオ(朝顔、英:Japanese morning glory、学名:Ipomoea nil)は、ヒルガオ科の一年性植物。つる性。日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。
葉は広三尖形で細毛を有する。真夏に開花し、花は大きく開いた円錐形で、おしべ5、めしべ1を有する。
目次
1 歴史
2 種子
2.1 生薬
2.2 幻覚剤としての利用
3 品種改良
3.1 品種改良の概要
3.2 品種改良の歴史
3.3 朝顔の売買と朝顔市
3.4 日本以外の品種改良
4 近縁種
5 文化
5.1 花言葉
5.2 慣用句
5.3 シンボル
5.4 その他
6 関連事項
7 脚注
8 外部リンク
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日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種を薬として持ち帰ったものが初めとされる。朝顔の種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ、奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた。和漢三才図絵には4品種が紹介されている。
なお、遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる。
種子は「牽牛子」(けんごし)と呼ばれる生薬で日本薬局方にも収録されている。粉末にして下剤や利尿剤として薬用にする。煎液にしても効かない。
朝顔の種は、煮ても焼いても炒っても効能がある。
ただし、市販されている栽培用の種子は、消毒がしてあったり、なんらかの人手が加えられている可能性があるので、服用するのは控えたほうが良い。
アサガオの種子に、幻覚剤であるリゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)に似た麦角アルカロイドであるリゼルグ酸アミド(LSA)を含む種が世界中に自生しており、粉末にして飲料に溶かして飲むことでLSDと同様の効果があるのだが、伝統的に幻覚剤として使用してきたのはメキシコや中米だけである[1]。1960年代に、ヘブンリー・ブルー、パーリー・ゲート、フライング・ソーサーといった種類のアサガオがこのような目的で使用された[1]。
世界的に見ても、これほど花型が多種多様に変化した園芸植物は他にない。それは、メンデル以前に遺伝の法則が経験的に知られていたという理由からである。