コンピュータ用語でのアカウント(account)は、ユーザーが特定の領域(ネットワークやコンピュータなど)にログインするための権利のことである。また、ユーザーとは、コンピュータシステムの利用者を意味する(エンドユーザー参照)。ユーザーに割り当てられたアカウントをユーザーアカウントとも呼ぶ。
たとえばネットワークにログインするためのアカウントや電子メールを送受信するためのアカウントなどがある。アカウント(ID)には、パスワードが関連付けられており、利用者はアカウントと併せてパスワードを入力することにより、ログインする権利を認められたネットワークやコンピュータにログインすることができる。権利(ID)とパスワードを合わせてアカウントと呼ぶこともある。
目次
1 アカウントの種類
2 セキュリティとしてのアカウント
3 アカウントの盗難・紛失
4 アカウントハックツール
4.1 アカウントハックツールの主な感染元
4.2 アカウントハックツールへの対策
4.3 アカウントハックツール削除手順
5 関連項目
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アカウントには、次のような種類がある。
コンピュータにログインするための権利(ID)。
例:WindowsXPのAdministrator(管理者)アカウント。
インターネット上の会員サイトにログインするための権利(ID)。
例:Wikipediaのアカウント。
レンタルサーバ(Webスペースレンタルサーバ)にログインするための権利(ID)。
例:○○無料ホームページサービスのアカウント。
オンラインゲーム(ネットゲーム)でゲームサーバにログインするための権利(ID)。
例:○○オンラインのゲームアカウント。
セキュリティツール(コンピュータウイルス対策ソフトや教育現場用クライアント監視ソフトなど)を操作するための権利(ID)。
例:○○アンチウィルスを操作するための管理者アカウント。
公的機関や一般企業の機密な領域(書庫や特定の部屋など)への入室時認証にアカウントが採用されることがある。これらの場合、アカウントに付随するパスワードの代わりの手段としてバイオメトリクス認証(指紋認証・眼球虹彩認証・声紋認証・など)が挙げられる。
アカウント自体は盗難(盗み見や書き写しなど)に遭っても然程問題はない。 付随するパスワードを取得できなければ、そのアカウントに認められた利用権を行使することはできないからである。 しかし、アカウントと共にパスワードも盗難されてしまった場合は、アカウントを不正利用されることがある。 現在は、不正アクセス禁止法により、これらの行為は禁止されているが、アカウント所有者の盗難に対する予防が求められる。 紛失についても、紛失に気づいたらただちにアカウント発行元(システム管理者など)に報告し、当該アカウント利用の凍結を行ってもらうのが良い。 盗難や紛失に対する予防策としては、次のようなものがある。
アカウントとパスワードを暗記し、紙やテキストファイルなどの媒体には保存しない。
やむを得ない場合を除き、アカウント及びパスワードは複数の人間で共有しない。
人目に触れる所に保管しない。(ディスプレイの枠などに付箋に記述して貼っておくなどは以ての外)
「暗記が苦手である」などという理由からパスワード保管をコンピュータで行う場合は、パスワード管理ソフトなどを利用して他人に見られないように工夫をする。
オンラインゲーム(ネットゲーム)を中心に、アカウントとパスワードをネットワークに不意に送信してしまうトロイの木馬(俗称:アカウントハックツール)が出回っているので、不審なソフトウェアをダウンロードしない。(これについては、詳しく後記する。)
アカウントハックツール(垢ハックウィルス、垢ハックツールとも)とはオンラインゲームを中心に出回っているアカウント及びパスワードをツール作成者及び配布元に不意に送信してしまう不正ツール(トロイの木馬及びコンピュータウィルス)の俗称である。