アウトロー
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アウトロー
無法者(outlaw)のこと。本項で詳述。

映画『アウトロー』The Outlaw Josey Wales→アウトロー (1976年の映画)

SME所属の日本のバンド - OUTLAW

1943年の映画 The Outlaw →『ならず者』

エレコのパチスロ機 - アウトロー (パチスロ)

野球用語で、外角低め(out low)のこと

原作木内一雅、作画コウノコウジの漫画作品 - アウト・ロー

光輪モータースの展開するライディングウェアのブランド - OUTLAW

格闘技の技であるローキックのうち、相手の脚の外側を蹴るもの。

アウトローは語源的には犯罪等により保護を受けられなくなった人物をさす。しかし、現代ではもっぱら西部劇での無法者及びそのような生活スタイルを示す語として用いられることが多い。

西部劇でのアウトローは荒野に住み入植地に襲撃をかける犯罪者として描かれることが多い。このような描写はイギリス民話ロビン・フッドやハイウェイメンに負うところが大きい。しかし本来は法律用語で対象となる人物に付される厳しい宣告の一つである。

コモン・ローではアウトローは、法廷への喚問を無視したり、犯罪に関わったとされた時に抗弁せずに逃げるなどの行為により国法を無視したと看做されている人物であった。イングランドのアングロサクソンの古い法律ではアウトローは殺人に関わって犠牲者の親族に「血の代金」を払わなかった者に宣告された。アウトローリーは古代ノルマン人アイスランド人などの法概念にもその時代のまた別の法概念として存在した。

アウトローの宣告を受けると「市民としての死」( ⇒civil death, 市民権剥奪)が科せられた。アウトローはあらゆる市民社会から排除され、如何なる者も彼に食事や隠れ処その他の援助を与えることが禁じられた。もし援助すれば couthutlaugh (=A person who harbored an outlaw)の罪に問われ援助者自身が宣告を受ける虞れがあった。アウトローを支援した者が許されるには彼らを殺さなければならなかった。実際にアウトロー殺しは推奨され、「アウトローは市民社会を無視したので、社会もアウトローにいかなる義務を負わない」という論理で、アウトローを殺しても殺人罪に問われることはなかった。アウトローに市民権はなかったので訴えたり保護を求めることはできず、彼ら自身が法的責任を負った。

刑法の文脈ではアウトローリーは人口密度の高い国ではあまり薄れなかった。それと国際的な犯罪者引渡し協定により手配された逃亡者が逮捕を免れるのは困難になった。民法の文脈ではアウトローリーは民事訴訟法の整備により廃れ、もはや被告がアウトローの宣告を受けることはない。市民的義務の怠慢によりアウトローの宣告を受ける可能性はイギリス法では1879年迄スコットランド法では1940年代後半まであった。


著名なアウトロー

西部のアウトロー

アパッチ・キッド

ジェシー・ジェイムズ

コール・ヤンガー

西部のアウトロー一覧



禁酒法時代の「公共の敵」とされたアウトロー

ジョン・デリンジャー

ボニーとクライド

マ・バーカー



ヴァイキング

エリック・ザ・レッド(赤毛のエイリーク



中世

ロビン・フッド - 伝説的な中世イングランドのアウトロー

ウィリアム・ウォレス - スコットランドエドワード1世への抵抗者

ロブ・ロイ・マクレガー - スコットランドの首領



盗賊

宋江 - 水滸伝のモデル

ヴィーラッパン - インドの盗賊



フィクション

J9 - 銀河旋風ブライガーの主人公チーム

ぶっちぎりバトルハッカーズ ー同名作品主人公チーム


関連項目

外道

外法

破門
カテゴリ: 法学

更新日時:2008年6月11日(水)11:01
取得日時:2008/10/07 03:50


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki