もんじゃ焼き
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もんじゃ焼きを作るところ

もんじゃ焼き(もんじゃやき)は、小麦粉を主体とした材料を鉄板調理する日本の料理

お好み焼きの原型となった料理で、もともとは主に間食(おやつ)として食べられていた。小麦粉を溶かす水の量がお好み焼きに比べてはるかに多く、汁にソースなどの調味料を一緒に混ぜ込んでしまうのが特徴である。汁の水分が多いので、鉄板に接する外部は食感がパリッとしている一方、中はトロッとしている。現在では日本全国で食べられているが、東京の下町埼玉県南部・東部、群馬県東部と栃木県南部で多く食べられている。

一般的な呼称は「もんじゃ」と略されることが多く、「ぼったら」と呼ぶ地域もある[1]

なお、香川県にも同名の料理があるが、関東圏のものとはかけ離れている。後述「讃岐のもんじゃ焼き」参照。
目次

1 歴史

1.1 駄菓子屋ともんじゃ焼き


2 東京のもんじゃ

2.1 月島


3 埼玉県のもんじゃ

4 群馬地方のもんじゃ

5 作り方

5.1 材料

5.2 焼き方


6 もんじゃ焼きのヘラ

7 讃岐のもんじゃ焼き

8 関連商品

9 脚注

10 関連項目

11 外部リンク

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歴史

明治時代には記述があったと言われている。1819年刊『北斎漫画』に、「文字焼き屋」の挿絵があり、この時代既に江戸にもんじゃ焼きに類するものがあったことが分かっている。焼くときにタネで文字を書いて遊んだことから「文字焼き」と呼ばれ、それが「もんじゃ焼き」となったとの説が有力である。東京都台東区浅草近辺が発祥地とされる事が多い。

もんじゃを元に関西でお好み焼きたこ焼きが生まれた( ⇒もんじゃやお好み焼きのルーツ系統図)。


駄菓子屋ともんじゃ焼き

近年では数を減らし続けている東京・下町の駄菓子屋には、昭和初期から40年代ころまでは大抵、もんじゃ焼きの鉄板があった。昭和20年代は物資が欠乏していたため、単にうどん粉を水で溶き、味付けしただけのものが多かったが、昭和30年代も中頃をすぎると、キャベツはもちろん、切りイカなど具の種類も増えていった。お金に余裕がある時は、駄菓子屋で売っている、餡子玉や干したイカ等を上に乗せて食べていたが、何と言っても、もっともポピュラーなトッピングの材料は、ラメックなどのラーメン菓子であった。元々が駄菓子屋で売られた食べ物であるから、具材に生物が使われたものは無かった。

このように、もんじゃ焼きはかつて、下町を中心とした子供達に親しまれていたが、近年は、食文化の変遷から、子供達の食べ物としてのもんじゃ焼きが遠のいてしまった。近年、東京下町の伝統的な食べ物として全国的に認知されるようになった反面、その客層が観光客やサラリーマンなどに代わり、酒のお供として供されるようになった。一杯あたり1000円前後という価格設定により、すでに子供達のおやつ代わりという域を脱してしまっている。

駄菓子屋じたいが激減している昨今ではあるが、相変わらず現存する駄菓子屋もんじゃもあり、1杯あたり80円?300円といった昔ながらの価格で提供されている。店によりけりではあるが、価格差は量の違いであり、種類は上記30年代のタイプの1種類というのが基本である。


東京のもんじゃ

東京は下町地区に多く、今でも一般的に食べられる。古い店があるのは江東区台東区北区足立区荒川区等で、足立区西新井には出没!アド街ック天国でも紹介された駄菓子屋もんじゃが2店現存し、70代の店主の元気なうちという貴重な存在がある。貴重といえば駄菓子屋もんじゃには不可欠なラメックだが、厳密にはかなり類似したベビーラーメンという(ベビースターの過去名と同等だがそれとは異なると思われる)小売としては販売していない業務用のそれを用いて、当然ソースもユニオンソースを使用し、当時と変わらぬ味を提供している。ただし、観光地として有名なのは、もっぱら月島浅草である。

山の手地区においても、繁華街では、もんじゃ焼きの店は確認できる。ただし、もんじゃ焼きはそもそも山の手の食文化ではないため、近年オープンした日の浅いものが多い。


月島月島西仲(もんじゃ通り)

中央区月島の「西仲通り商店街」は主に観光客によって「もんじゃ焼きの街」の「もんじゃストリート」と呼ばれている。もんじゃ店が75店ほどあり観光客で賑わうが、歴史のある店は数店である。もんじゃ焼きの店舗でも、お好み焼きをも供するのが一般的である。月島も発祥は駄菓子屋もんじゃ3店程度からだが、現在はガラッと様変わりしてしまい、駄菓子屋もんじゃは現存していない。一般化している土手を作る製法は、単なる月島ルールであると駄菓子屋もんじゃで育った多くの者たちは認識している。 そしてその者達の多くは、いちごみるくもんじゃなどの開発に戸惑い、それを観光客に食べさせ、もんじゃを誤解させていることに懸念を抱いているものも少なくない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki