?哺乳綱
Mammalia
子供に乳を与えるウシ。授乳は哺乳類の特徴の一つであり、名前の由来である。
分類
界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
上綱:四肢動物上綱 ⇒Tetrapoda
綱:哺乳綱 Mammalia
Linnaeus, 1758
亜綱・下綱相当
原獣亜綱 ⇒Prototheria
獣形類 Theriiformes
異獣亜綱 ⇒Allotheria †
三錐歯目 ⇒Triconodonta †
全獣類 ⇒Holotheria
獣亜綱 ⇒Theria
後獣下綱 ⇒Metatheria
真獣下綱 ⇒Eutheria
哺乳類(ほにゅうるい)は、動物界 脊索動物門 脊椎動物亜門 哺乳綱(ほにゅうこう、Mammalia)に分類される動物の総称である。多くのものが胎生で、乳で子を育てるのが特徴である。ちなみに、ヒトは哺乳綱の中の霊長目ヒト科ヒト属に分類される。
哺乳類に属する動物の種の数は、研究者によって変動するが、おおむね4,300から4,600ほどであり、脊索動物門の約10パーセント、広義の動物界の約0.4パーセントにあたる。
日本には、移入種を除いて、約100種が生息する(日本の哺乳類を参照)。
目次
1 語源
2 哺乳類の進化
2.1 系統図
3 形態的・生態的な特徴
3.1 軟組織の特徴
3.2 歯の特徴
3.3 骨格の特徴
4 分類
4.1 大分類
4.2 目レベルの分類
4.2.1 原獣亜綱
4.2.2 後獣下綱
4.2.3 真獣下綱
4.3 伝統的な分類
5 目名の問題
6 真獣類分類・系統研究の動向
7 外部リンク
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Mammalia(哺乳類)という言葉は、1758年、「分類学の父」リンネによる『自然の体系』第10版においてはじめて用いられた。ラテン語の字義は「乳房の」を意味する。
「哺乳類」は、ドイツ語の ⇒S?ugetiereの訳である。saugen(母乳を飲む)とTier(動物)に由来している。「哺」は、口でとる(捕)、あるいは口でささえる(輔)という字の成り立ちから、口にふくむ、食らうことを表すが、口にふくませる、食物を与える意味ともなり、「哺乳」とは(「哺乳瓶」「哺乳期」などと言うように)乳を飲ませて育てることである。
哺乳類の起源は古く、既に三畳紀後期の2億2500万年前には、最初の哺乳類といわれるアデロバシレウスが生息していた。そのルーツは、古生代に繁栄した単弓類 Synapsida のうち、キノドン類 Cynodontia である。単弓類は、爬虫類の双弓類 Diapsida とは石炭紀中期に分岐し、独自の進化をしていた。単弓類はペルム紀末の大量絶滅において壊滅的なダメージを受け、キノドン類などごくわずかな系統のみが三畳紀まで生き延びている。一時期再び勢力を挽回するものの、既に主竜類などの勢力も伸長し単弓類は既に地上の覇者ではなくなっていた。そして、三畳紀後期初頭の大絶滅を哺乳類とともに生き延びたのは、トリティロドン科のみであった。しかし彼らも白亜紀前期には姿を消している。
恐竜の全盛時代であるジュラ紀、白亜紀の哺乳類はネズミほどの大きさのものが多かった。しかし進化が停滞していたわけではない。白亜紀前期には、すでに有胎盤類が登場している。また、中国から発見された大型の哺乳類の化石(胃の辺り)から未消化の恐竜の子供が見つかっている。