へき開
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劈開(へきかい、cleavage)とは、結晶の特定方向への割れやすさを表す鉱物学結晶学用語。へき開は、結晶構造において原子間の結合力の弱い面が、ある方向で存在するときにおこる。へき開によってできた結晶面をへき開面という。

劈開は硬度とは関係がなく、例えばダイヤモンドは最高の硬度をもっているが、へき開は「完全」であり、正八面体の面に対して平行に、簡単に割れる。

宝石の加工や、工学の分野で重要な性質である。
目次

1 鉱物

1.1 へき開: 完全

1.2 へき開: 明瞭

1.3 へき開: 不明瞭

1.4 へき開: なし


2 関連項目

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鉱物

鉱物のへき開は、大まかに「完全」、「明瞭」、「不明瞭」、「なし」に分類される(もっと細かく分ける場合もある)。へき開が完全に近いほど、その鉱物は簡単に割れることになる。


へき開: 完全方解石: 方解石は非常に割れやすく、どんなに細かく割っても平行四辺形のきれいな形になる。黒雲母: 雲母は極めて薄くはがれやすく、指でへき開に沿ってどこまでも剥がしていくことができる。方鉛鉱: 方鉛鉱は直角に四角く欠けていくことが特徴で、へき開によってすぐそれと分かる。蛍石: 蛍石はダイヤモンドと同じく八面体の面にそってへき開があり、きれいな八面体になる。


へき開: 明瞭藍晶石(カイヤナイト)硫砒鉄鉱霰石


へき開: 不明瞭緑柱石(ベリル)電気石(トルマリン)


へき開: なし自然金: 金はへき開をもたない代表的な鉱物(元素鉱物)で、割れることなく非常に薄くのばすことができる。黄鉄鉱柘榴石(ガーネット)石英(水晶)


関連項目

裂開

断口

半導体レーザー
カテゴリ: 鉱物学 | 結晶学

更新日時:2008年5月3日(土)00:25
取得日時:2008/07/27 16:49


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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