はさみ
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この項目では文房具について記述しています。節足動物の肢の先の構造についてははさみ (動物)をご覧ください。

和鋏(日本式の鋏)ラシャ鋏(洋裁鋏)スキ鋏(櫛状の刃)事務用洋鋏。左-左手用(総左)。右-右手用

はさみ(鋏)は、紙や布、頭髪などを小さい力で切断するための道具である。形態により洋鋏(ようばさみ)と和鋏(わばさみ)に大別される。
目次

1 洋鋏

1.1 仕組み

1.2 材質

1.3 右利き用と左利き用


2 和鋏

3 歴史

4 法律による規制

5 脚注

6 外部リンク

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洋鋏


仕組み

通常は2枚のが形成された部品を蝶番でつなげた構造になっており、このつなげた部分が支点になる。支点部分で2つの刃はある角度の範囲で回転するようになっている。2枚の刃が交わった部分で、間にはさんである紙や布が切断されるしくみである。用途によって構造(特に刃の形)が異なる[1]


材質

はさみは切断工具であるため、固いを使ったものが多い。一般の事務用、工作用のものでは錆に強いステンレス鋼を使ったものが主流である。最近では、表面にフッ素コート加工を施してテープによるベタつきを防ぐ工夫をした商品も一般化している。

子供用にはプラスチック製のはさみもある。

特殊な用途向けに、切断されるものに対して磁気の影響を及ぼすことがないように、セラミックで作られたはさみもある。


右利き用と左利き用

通常のはさみは右利き用に作られているが、左利き用のものも少数であるが市販されている。利き手と異なる向きにつくられたはさみを使用するのは困難が伴う。これは、はさみのかみ合わせ部分に対する力の配分が逆になってしまうため、かみ合わせ部分を広げる方向に力が入ってしまうからである。

左利き用のはさみは、右利き用のはさみと完全に左右が反転した、総左と呼ばれるものと、持ち手の部分のみ左右が反転した足左と呼ばれるもの(かみ合わせ部分は右利き用と同じ)がある。足左は、右利き用のはさみになれた人、すなわち、かみ合わせの力配分を右利き用にしている人が、持ち手の部分だけ左用にしたい場合に使われる。逆に、足左になれている人は、総左のはさみをうまく使いこなせない。これは、足左のはさみの力の配分方法と、総左のはさみの力の配分方法が反対になるからである。

足左のはさみは、本来の左利きのはさみとは違い、一種便宜的なはさみであるため、市場に出回る量は少ない。

なお、右利き用のはさみではあるが、右手、左手どちらでも持てるような、ユニバーサルデザインにしたはさみもある。足左のはさみと同じように使うことができる。


和鋏

日本には、1枚の金属板の両端が刃になっており、これをU字形の曲げたはさみも存在する。この鋏は、支点がばねのようになっており、切断後力を弱めると、はさみの刃の部分が開く構造である。この形態のはさみを和鋏と呼び、2枚の刃から成る洋鋏と区別する。現代の日本では洋鋏が主流であり、和鋏は糸切り鋏など限定的な用途に使用されることが多い。


歴史

紀元前1000年ごろの古代ギリシアのものとされるはさみが発見されており、古代から使われていたと考えられている。

日本では6世紀に中国を通して伝わったと考えられており、この時代の古墳からの出土例もある。量産されるようになったのは江戸時代からといわれる。


法律による規制

正当な理由[2]を持たずに隠して携帯[3]することは軽犯罪法に抵触するため、科料勾留されることがある。そのため所持には注意が必要である。

また、刃体の長さが8センチメートルを超える洋鋏は、銃刀法第22条によって、業務その他正当の理由[4]のない限り原則携帯することが禁止されている。


脚注

[ヘルプ]
^ 片方の刃が櫛になっている床屋用のものなど。画像も参照。
^ 社会通念上正当な理由が存在する場合であり、例えば、店からはさみを購入して自宅に持ち帰るような場合等
^ 自宅又は居室以外の場所で、手に持ったり、身体に帯びるなど直ちに使用できる状態で、人目につかないよう隠して身辺に置くこと
^ 社会生活上の地位に基づき、反復継続してはさみを使用することがその人にとって仕事であり、はさみを使うことが業務にあたる場合
ウィキメディア・コモンズには、 ⇒はさみ に関連するマルチメディアがあります。


外部リンク

刃物の話 :警視庁
カテゴリ: 刃物 | 文房具

更新日時:2008年7月5日(土)04:41
取得日時:2008/07/20 03:26


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen