おこわ(御強)とは、糯米を蒸した米飯のこと。元々は女房詞であり、強飯(こわめし)ともいう。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。強飯とはこわい(堅い)飯のことで、粳米で炊き上げたご飯に対し、独特のもちもちとした食感と甘味がある。昔は糯米は貴重品であり、糯米を蒸したおこわは慶事や祭り、正月など晴れの日しか口にすることができない祝いの席のごちそうであった。また、肉類を含まないものは、精進料理として僧侶に好まれた。
味付けは糯米のほのかな甘味を壊さないために、あっさりしたものが好まれる。調味料は醤油、味醂、酒などが風味付けに用いられる程度である。具は栗、きのこ類や山菜、筍、鶏肉、白身魚など淡泊なものが好まれる。また、何の味付けもせずに炊き上げたものを白蒸しと呼ぶ。
本格的なものでは蒸籠や蒸し器を使って蒸して拵えるが、家庭では炊飯器や餅つき器、または電子レンジで作ることも可能である。
ここでは炊飯器を使った家庭向けの方法(一例)を記載する。
糯米は炊く前に洗い、ざるに揚げておいて水気を切る。
一緒に入れる具の下ごしらえを行う。それと同時に炊き込みに使うだし汁を作る。
糯米とだし汁を内釜に入れて、その上に調味料を回し、具材を載せる。
炊きあがったらしゃもじを使って、よく混ぜながら水分を飛ばしてできあがり。
おこわのバリエーション
赤飯(小豆や大角豆を入れたおこわ。祝いの席のごちそうとして知られる)
栗おこわ(甘く味付けした栗を入れる)
山菜おこわ
鯛おこわ(鯛めしともいう)
きのこおこわ
鰻おこわ
鶏おこわ
五目おこわ
梅おこわ
など。そのほか、鮭、じゃこ、松茸、筍など旬のものが好まれる傾向がある。また、おこわをそのままおにぎりとした商品もある。などして下さる協力者を求めています(Portal:食)。
カテゴリ: 食文化関連のスタブ項目 | 日本の米料理 | ハレの食事
更新日時:2008年6月27日(金)20:15
取得日時:2008/07/20 13:37