いわせ下関こども広場(いわせしものせきこどもひろば)は神奈川県鎌倉市岩瀬にある公園。鎌倉食用蛙養殖場の跡地。公園の大部分は運動広場となっているが、北端部には2002年に上総掘りで掘られた井戸と池が存在する。井戸から湧く水は自由に使え、地域住民が飲料水をくみに来る姿を見ることができる。
鎌倉食用蛙養殖場は大正9年(1920年、大正10年説もある)に渡瀬庄三郎の弟子、河野卯三郎によって作られた食用蛙(ウシガエル)の養殖場である。ウシガエルは欧米への輸出品目になり、周辺農家の貴重な現金収入となり養殖場は栄えた。最盛期には3000坪程度の敷地面積を持っていたともいう。 しかし、台風や大雨による洪水により多くのカエルが逃亡し、この養殖場の付近を流れる砂押川を経て全国へと広まっていった。(ただし食用蛙の養殖場は当地以外にも存在し、それらから逃亡した蛙も多い。日本にいるすべての個体がこの養殖場を起源とするわけではない)
また昭和2年(1927年、これも大正15年・昭和5年など異説がある)にはウシガエルの餌としてアメリカザリガニが投入され、これらも同様の経緯で広まっていった。
養殖場自体は太平洋戦争に先立つ欧米諸国の禁輸政策によって輸出がたち行かなくなり、1940年代前半には閉鎖された。 カテゴリ: 鎌倉市 | 神奈川県の公園
更新日時:2008年8月1日(金)13:55
取得日時:2008/08/07 21:35