ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 0
TUKIYOのメンバーがロケバスから降り立った先には、無限に広がる荒野に佇む一軒の小屋。
ジョウシマ「なんなんや、これ……」
ヤマグチ「リーダー、開けてみたらいいじゃない(笑)」
ジョウシマ「なんでワシが開けやなあかんねん」
コクブン「そうだよーこういう時のリーダーじゃない(笑)」
ジョウシマ「わ……分かったわ、開けたらええねやろ……」
ガチャ
*** あなたは死にました ***
このようなオープニングでZORK村企画第1回が始まったのは2006年8月26日のこと。Game名前空間に放り込まれたTUKIYOのメンバー達。
「アンサイクロペディアにゾークの名前を残そう」と始まったこの企画は、当初はメンバー達も戸惑いながらも、Mediawikiの知識と技を伝授してくれた匠の方々のおかげでZORK村はどんどんと成長を見せている。
時にはグルーやハリケーンの襲撃を受けたり、開拓したものの自分たちが道に迷ってしまったりと失敗を重ね、時にはデータ消失の悲劇を経験したりと、その道のりは決して順調とは言えなかったが、今こうして、そんな嬉しいことも悲しいことも全部含めて本に出来たのはとても嬉しく思っています。
この本を読んで、少しでもZORK村の様子を知ってもらえたらいいなと願っています。
書籍データ
出版:2008年
著者:日本テレビ出版
まず最初に行ったのは、ZORKの土台となる骨組み作り。といってもTUKIYOのメンバーはテンプレートの作り方はおろか、記事を ⇒編集したこともあまりない。
そこで、ZORK村の近くに住んでいるアンサイクロペディアの達人、カスガさんを始めとする皆さんにその方法を伝授してもらうことに。多少知識のあるナガセとマツオカは土台作り、リーダー(ジョウシマ)は記事に入れるコマンド、ヤマグチは選択肢、そしてコクブンはシメを担当することになった。
専用スタイル? 黒いテーブルのなぞ
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 1
達人カスガさんに連れられたナガセとマツオカは、そこで不思議なスクリプトを発見した。
マツオカ「うわっ、黒っ」
ナガセ「達人、これ一体なんなんですか?」
カスガ「これをページの最初に書いておいて、古いコンピューターの画面を作っておくわけよ」
マツオカ「へー……あっ、タイトルも変わるんだ」
カスガ「ZORKの画面の基本は、テーブルつかっちょるから、CSSに専用のスタイル作っといたね、自動で黒い画面にしてくれるんよ」
ナガセ「えっ、そしたら、あとはこの下に文章書いたらいいんですか?」
カスガ「そーそー」
マツオカ「あっ、ちゃんと自動でカテゴリーに入るようになってるんだ」
カスガ「アンタ、細かい所までよー見とるんやね(笑)」
ZORKのページは、そのテキストの表示を統一するために下のようなテンプレートを貼り付ける。{{ゾークヘッダー|(スコア)|(行動数)}}
こうすることで、ZORKをよりレトロな雰囲気に作ることができる。
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 2
マツオカ「あのー、このScoreとMoveってどうすればいいんですか?」
カスガ「それはもうええ加減でええと思うけど、なるべく周りに合わせたったらええ感じ」
なお、実際のゾークのページは、黒い画面の上下の高さは固定されている。文章が短い時にやたらとスペースができるのを心配するマツオカだったが、このことを聞いて一安心。ゾークヘッダーが完成した二人は、ほかのメンバーの様子を見に行く。
目立たない……? でも大事なゾークコマンド
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 3
一方その頃ジョウシマはというと……
ジョウシマ「うわ、簡単やけど、なんやこれ!?」
> 扉を開ける
ジョウシマ「あかん、あかんて!!」
*** あなたは死にました ***
{{ゾークコマンド|(行動)}}
ジョウシマが作っていたのはプレイヤーの行動を表すゾークコマンド。
ZORKではいちいち行動をキーで打ち込んでいたため、このような表示がされている。ある選択肢を選んで次のページに移った場合、文章の最初に必ずその選択肢を入力したことを示すゾークコマンドを表示させることが大切だ。それ以外にも、>○○とは?と表示させることで状況の説明を表示させることができる。
見た目は簡単?な選択肢
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 4
最初からやり直す
ゾークを終了する
ヤマグチ「選択肢は意外と簡単なんですね、*で箇条書きのように書いたらいいんですか?」
カスガ「いーや、この部分は簡単だけん、選んだリンクがどこに飛んで行くか、ちゃんと見てやらないかん。油断したらアンサイクロペディア村の方へ飛んで行く」
ヤマグチ「うわー、やっぱ奥が深いわ」
選択肢を書くときは、*を使って普通の箇条書きを書くようにする。しかし選択肢のリンクは、選択肢の言葉とは一致しないのが厄介だ。
ZORK村はGAME空間に位置しているが、そのままリンクするとアンサイクロペディアの都会の方へ行ってしまう。きちんとGAME空間へリンクするように位置を設定しなければならない。
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 5
ヤマグチ「うわー、村の住所とか、みんなでちゃんと決めないといけないのかー」
マツオカ「おっ、ヤマグチ、そんな慌ててんじゃねぇよ」
フタ?
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 6
コクブン「ちょ……フタって、コレだけですか!?」
カスガ「これも大事だよ」
コクブン「あ、いや、すいません……」
|}
ゾークヘッダーから始まる文章の最後につける記号。ゾークヘッダーはテーブルを使っているので、テーブルを閉じる必要があるのだ。忘れてもあまり影響はないが、どこでZORKに異変が起きるかわからない。
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 7
コクブン「ベテランでも忘れることってあるんですか?」
カスガ「あんまりZORKにベテランとかおらんからなぁ(笑)」
ザ!辣腕!ゾーク!!Score: 0Moves: 8
これで材料は揃った。次は、記事を立てる場所の測量だ。
ヤマグチ「リーダー、この部屋からどうやってほかのページ作ってったらいいの?」
マツオカ「そうそう、ここはリーダーがまず見本見してもらわないと」
ジョウシマ「えーまたこのパターン……?」
原則! 前のページからのリンクで作る
ZORK村を拡張する場合は必ず、前のページの赤リンクを辿って作って行く。ZORKはリンクを辿って行くのが原則なので、迷子のページをなくすためにも、この方法を守らないといけない。