主な仕事はその名のとおり自分の住まう邸宅を警備することである。中には家族が就寝する夜中を一人孤独に守る事を生業とする、夜間警備専門の強者も存在する。2007年には専守防衛を唱え侵入者を粛清する自宅兵士も現れた。
自宅警備員の多くは家族と同居しているが、1人暮らしの者も存在する。ただし、既婚者がこの職につくことはまず無く、主夫(ヒモ)または主婦になる事が多い。
報酬は自宅警備員本人の諸生活費と完全に一致する金品を現物支給されるが、それらを金額に換算した場合、基本的にその家庭の年収と比例する。この為相場額は明らかとなっていない。同居タイプの場合、食・光熱・水道・通信費用、さらには住民税までも家族持ちである。
基本的に自宅を「警備」する事が業務であるため、家族不在時に電話がかかってきても対応は業務範囲外であり、無視する事がほとんどである。つうか自分宛の電話がまともにかかってくる筈が無い、悪質な勧誘が来てガチャ切りするのが面倒。ごくまれに、声優の専門学校を卒業して声に自信がある者は”ただ今、出かけており電話に出ることができません”と言って留守電の真似をする者もいる。また、宅配便などを受け取る事も業務対象ではないが、サービスで行う者もいる。警備上の理由から外部(特に親戚や周辺住人)の人間とは接触しない者も存在する。
自宅政治評論家やスレッド監視・保守業など、複数の職業を兼任する者も多い。特に近年ではインターネットの普及に伴い、家庭内においてもローカルエリアネットワークが構築され、また利用者が家族全員である事も珍しくなくなった。この為LANケーブルや無線LANインターフェースをPCに接続する・ルータのNAT設定を変更すると言った高度な専門知識を持つホームネットワークエンジニアや、同一PCを家族で使う事による個人情報漏えいを防ぐ為にウェブサイト閲覧履歴を削除したり、無作為にアップロードされた圧縮ファイルの中身を確認し万一家族が開いても問題の無いファイルかどうかを検査するホームインフォメーションセキュリティエンジニアを兼任する者の増加が顕著となっている。
なお、自宅警備員の中にはエリアエキスパートとして自室警備に特化した「自室警備員」(同ひきこもり)がいる。彼らはその職務性質上、自室から離れる事は極力避けなければならない。この為人間の生理的活動(食事・排泄等)までも自室内で完結させると言う高いサバイバビリティを備えている者や、やむを得ず警備区域を離れる際自室外にいると言う事を他人に察知されない為に、迅速かつ静穏に食料の調達等を行う隠密行動技能・全家族の現在位置や住居内の(床や壁等の「軋み」発生箇所に至るまでの)構造を把握する諜報技能を備えている者がいる。自宅警備員を雇う家宅は年収が多いゆえに、高給で最近は志望率が急増している。ただし家族を比較的容易に支配下に入れることができる10代から30代の子供に多いとされる。
2007年頃からのメディア露出増加による警備効果の低下を懸念した一部の自宅警備員が、より高い警備効果があるとされる私服自宅警備員(後述)への業態変更を行っている。
自宅警備員の真実
ヒマなんだから自宅の冷蔵庫や調味料を調べてみるといい。賞味期限切れの物がぞろぞろ出てくる。さらにそれを捨てようとすると半年すぎてようが親が阻止するはずである。さらに捨ててもいつのまにかゴミ箱から拾っている。油料理で使った油を油こしで何度も使いまわし、その油料理は毎日のように出し、買ってくるのはスナック菓子とインスタント食品ばかり、そういえば俺なんだか酒が飲めないんだよな、ときどきひどい頭痛に襲われるし。料理に酒でも入ってるのかな、と思っていると、毎日のようにみりんが減っている。食事を残すと次の日また出てくるし、必要以上にてんこもりに食わせようとする。残り物は一週間でもいつまででも冷蔵庫に入れてあって、次の料理に使いまわす。電子レンジの出番がやたら多い。ごはんなんて炊きたて以外は、いつもレンジでチンだ。
自宅警備員などという職になってしまうのは自分だけのせいではない。親が相当なDQNであるはずである。子供のころから本人に渡していない本人名義の預金通帳があったり、それに生命保険をかけていたりする。そしてそういう親は執拗に手料理を食わせようとする。最近調子が悪いけど医者に行くと何ともないと言われる。でも調子が悪い、確実に弱っているようだ。何を狙っているのかは明白であるが実は親は天性の嘘つきなので真実を吐くことはない。貴方は誘導されて自宅警備員にされてしまい、余命いくばくもないのだ。灯台下暗しとはこのことを言う。家族は全員グルだし、警察に言っても「民事不介入」で追い返されるだけである。
自宅警備員の種類
自宅警備員は大まかに分けて2種類存在する。
アルバイト(非正規雇用)タイプ
自宅警備業の収入で欲しい物(例えばアニメのDVDやフィギュアやパソコンパーツ…など)が購入できない場合、自宅警備員の職を一時退き、別のアルバイトなどの職に就いて収入を補うタイプである。
このタイプは、必要最低限のコミュニケーションが行え、必要があるなら社会活動にも参加する事が多い。テレビなどで「働いたら負けかなと思ってる」と発言するタイプはこちらである。
また、計らずして仕事を追われた場合などは必然的にこのタイプの仕事に少なくとも一時的には就くことになるが、求職活動がメインである場合は含まれないのではないか? といった声がある。
また極まれではあるが、漫画家等、内職の仕事と掛け持ちし、一般社会人なみの収入を得てるものもいる(またこれらはたいていアルバイトタイプだが、近年通信機器の発達により正社員タイプも増加している)。
正社員タイプ
自宅警備を専業とし、警備態勢を維持するために外出すら控えるタイプである。非正規雇用からの昇格もあり得る。当然ながら自宅警備能力は大変高く、廊下を歩く足音で誰か分かる、非常に小さな音であっても聞き逃さないといった超常能力を身につける者もいるという。
非正規雇用に比べ待遇は遙かに良く、1日12時間インターネット・12時間睡眠、食事が部屋まで運ばれてくる、トイレ・風呂以外は出かけない、男性ならヒゲを剃る手間がない、といった特典がある。
ただし、一所懸命自宅を警備をしているにもかかわらず、家族(特に両親)などから職を変えるように迫られるケースが多い。この場合自宅警備員として支障なく仕事が出来るよう、家族を感知して回避する能力が備わる場合がある。
さらにこの仕事を続けると、曇りなのに外に出るとまぶしい、それ以前に外に出ていけない、階段の上り下り以外の運動をしていない、2ちゃんねるで2や1000が高確率でゲット出来る(いわゆる「スナイパー資格」)、視えない物が見えるようになる(もしくは視えない敵と闘えるようになる)、薬の名前を覚えて摂取し能力を上げるようになる、童貞(処女)期間=彼女(彼氏)居ない歴=年齢、といった特徴が現れる。これらはアルバイトタイプには現れにくい症状である。
これらの症状にはなぜか労災認定が降りないため(災害ではなくスキルだとされている)現在、自宅警備員労働組合が協議しているが、全くまとまりがないので話が進まない。
正社員タイプはテレビなどで「働いたら負けかなと思ってる」と発言する事はまず有り得ない。なぜなら自宅をずっと警備している為、そのようにテレビに出るなどという暇は無いからである。マスコミが取材などで自宅に侵入してきた場合、上記のような事は言わないと調査で明らかになっており、むしろ自宅警備員以外の職に大いに興味を示している例も多いという。
左遷先としての自宅警備員
学生や公務員の場合、何か悪いことをすると強制的に自宅警備員に一時的に左遷される。ただし本業の自宅警備員とちがって職場から多少の手当てが出ることがある。もし左遷が一時的なものでないなら、人生終わりだと思ったほうがいい。なかにはこの左遷先を気に入って転職する者もいるという。自宅警備員に左遷された有名人として朝青龍や亀田史郎、亀田大毅がいる。
刑務所内警備員
刑務所(企業とも言うかもしれない)の囚人に対して、罰則として自宅警備員を命じる場合がある。