- 1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/08/09(木) 16:55:30 ID:c34+iGn5]
- なぜ当事国ですらない米国の議会でこのような決議案が提出されたのか?
アジア系米国人の働きかけによるものなのか? では、なぜトルコに対するアルメニア人虐殺非難決議案も提出されているのか? アルメニア系米国人の働きかけなのか? そうではないとすると、選ばれた両国の共通点とは何か? それは、民主主義国家による「歴史の書き換え、否定」の動きである。 その動きは、ユダヤ勢力が最も恐れる「ホロコースト見直し」に波及するのである。 ユダヤ勢力が支配的影響力を持つ米民主党において、慰安婦決議案を推進しているのは、 主にユダヤ系議員である。もしくは、ユダヤ勢力に支援されている議員である。 そして、日本の主張に一切耳を貸さず、捏造された従軍慰安婦像を一方的、かつ、狂った ようにプロパガンダする米主要メディアは、すべてユダヤ勢力の支配下にある。 同様にユダヤ勢力が牛耳る欧州各国メディアへの急速な伝播も、この線で説明がつく。 アジア系やアルメニア系が米国を動かしているのではなく、彼らにはそれだけの力はなく、 まさにその逆に、それだけの力を持つユダヤ系が、アジア系やアルメニア系の動きを おのれの利益のために利用しているのである。 この構図を見誤ると、一連の騒動の本質は見えてこないし、対応策も徒労に終わるだろう。 従軍慰安婦についての誤解を解くために、米議員に説明したり、米紙に反論文を書こうとする 行為はまったくの無駄である。なぜなら、ユダヤ勢力にとっては、歴史の真実などどうでもよく、 日本人の言い分など端から聞く気も報じる気もないからである。それどころか、彼らは慰安婦 の真実を既に了解済みである。その真実を握り潰そうとするのは、彼らには、公正な議論の末 に政治の世界で負の歴史が書き換えられるという現象を決して容認できないからである。 それは、ユダヤ勢力の民族的利益であるのみならず、アジア諸国との連係で日本を道徳的に 卑しめてそのナショナリズムを叩き、外交的独自性を封じられた日本を踏み台にすることに よって成立している米東アジア外交という、より大きな米国の国益にも適っているのである。 米政府の枠をも超えたそのような対日政治戦略は、過去10年以上にわたって継続されてきた。
- 429 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2007/10/18(木) 21:19:21 ID:YS4fyOe9]
- また、産経新聞が3月に「ホンダ議員は中国人団体のロビー活動を受けて慰安婦決議を推進している」
などと大々的に伝えたり、「【湯浅博の世界読解】対中非難決議の方こそ注目を」というコラムでも 「厳しい対中非難をそらすため、中国系団体が下院議員らを慰安婦問題に誘導しているのではないか とのうがった見方もしたくなる」などと主張、慰安婦決議案が米国の自生的なものではなくて、 反日中国勢力によって唆されたものだという印象操作を行おうと躍起になっている。 しかし、自民党右派議員や産経新聞の主張はナンセンスだ。 慰安婦決議と同時に、ウイグルの人権支援決議や米国と台湾の高官接触を促す決議なども採択されている。 そもそも、「中国の工作」という産経の主張は出鱈目もいいところである。 1.慰安婦決議に積極的な議員は反中・親台の人権派が多い 慰安婦決議が中国系の世論工作によるものだというのは実は根拠が薄いというか、ほとんどデマである。 下院議長のナンシー・ペロシ氏は民主党左派の代表的人物だが、彼女は慰安婦問題で日本を批判する 以上に、現在の中国の人権・軍拡問題にも強い批判を持っており、チベットおよび台湾を強力に支援する 立場を堅持している。 ラントス氏はまた台湾との友好を目指す台湾コーカスの主力メンバーでもあり、チベット問題にも関心が深い。 .同時にウイグル、台湾に関連した決議も採択されている 今回の慰安婦決議と同時に、ウイグルの人権活動家ラビヤ・カーディル氏の子供が中国で投獄されている 問題でその釈放を要求する決議、さらに台湾との高官の交流を全面的に容認することを米政府に要求する 決議も採択されている。また、中国の人権、軍拡、ダルフール問題などに関する非難決議も最近、毎週の ように採択されている。 もし、産経のコラムや報道どおりに、中国がそれらの決議を矮小化するために慰安婦決議一本だけで対抗 しようとロビー活動を行ったというのは説得的ではない。同じロビー活動の効果があるのであれば、中国は どうしてウイグルや台湾に関して中国に不利な決議案の採択を阻止しようとせずに、逆にそれを放置して おいて、たった一本の「反日」?決議案に力を尽くすのだろうか?どうみても骨折り損ではないか?そもそも それはロビー活動というものを理解していない主張だろう。
- 430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2007/10/18(木) 21:20:29 ID:YS4fyOe9]
- >>429
3.台湾ファクターの存在を無視している それから、本当に中国のロビー団体が米国の議員を動かして、決議案を採択させることができるほど強力 だというなら、台湾に有利な決議など採択されようもなく、台湾はとっくに終わっているかも知れない。 要するに、産経や自民党右派議員は、「日米中」関係しか見えていないから、こんなトンチンカンな主張を するのである。 4.慰安婦など日本軍国主義批判は、中国ではなく米国から起こった見方 産経や自民党右派などの国粋主義者はどうも勘違いしているようだ。日本右派的にいう 「自虐史観」=「反日」史観なるものが、中国や朝鮮が発明したものだなどと本気で考えている節がある からである。ところが、そんな気の利いた思想を中国人や朝鮮人が考え出したものだと考えるのは、 それこそ中国人や朝鮮人を買いかぶりすぎている。いわゆる「自虐史観」の起源は、中国やソ連などの 「アカ」ではなくて、日本を戦争で破った米国が作り出した戦勝者史観なのである。 しかし「反日」史観が米国製のものであるとしたら、自民党、とくに安倍政権は矛盾した立場に追い込まれる ことになる。つまり、一方では「親米」というより米国従属を進めながら、史観としては米国の主流と敵対する ものを抱いているからである。実際、安倍総理が慰安婦の「強制性」を愚かにも否定したとき、米国から こっぴどく批判され、最終的には米国に「屈服」する形で、慰安婦問題で抽象的な反省を述べることになった のである。 ところが、日本の右派は、この矛盾を直視できない。だから、それを「中国の工作」のせいにして、自己安撫 を行おうとしているが、そうした核心から目をそむけた自己欺瞞はいつまで続くのだろうか?(以上、抜粋) blog.goo.ne.jp/mujinatw/e/99178ff0f956030cb2d94c6df6a438f5
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