- 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ [2008/12/08(月) 15:10:44 ID:???0]
- ・都内にある私大教授のAさん(46)の長男(8)が通う学校は、杉並区の蚕糸の森公園を抜けた先にあった。
見た目は普通の一軒家。午前8時半になると、19人の子どもたちが畳の部屋に集まり、一人の大人を 車座に囲む。「おっちゃん」と呼ばれる大人が、「休みの日は何をしてた?」 ある子が柔道の試合に出場した話をすると、別の子が、「大外刈りって何?」 そこで実際、技をかけた。 この学校は東京コミュニティスクール(TCS)。「おっちゃん」は校長の市川力さん(45)。人の話を聞く とともに好奇心のキッカケを作る「おっちゃんの部屋」は、朝の会の目玉だ。時事問題が上がることも多い。 TCSは学校教育法で定められた小学校ではない。籍を置く地元の公立学校にTCSでの学習状況を 伝えることで、公的な出席記録や卒業認定がされる。 Aさんは長男が2歳の頃から、いろんな小学校を見学した結果、TCSを選んだ。 「自分が受けてきた教育への批判を込めた。息子にはいい教育を受けさせてあげたい」 一方的な伝達形式の日本の教育では世界に通用しない―。根底には大学院時代、アメリカへの 留学体験がある。語学力以前に、プレゼンスキルがなく、議論に参加できない。悔しかった。 相手に伝える力、主体的に学ぶ力が最も重要だと感じた。 大学教授として目の前の学生の質の低下も肌で感じている。 あるとき、学生を挑発した。「君たちのことを夫に話すと、『世も末だ』って言われた」 学生は「ポカーン」。「世も末って、どういう意味の言葉なんですか?」 予習をする習慣もなく、10年前と同じテキストは使えない。世の中への関心も低い。消えた 年金問題にもポカーン。「あんたたち、年金貰えなくていいの!」思わず怒鳴った。 本も新聞もろくに読まない。彼らは何しに大学に来ているのか…。 「偏差値が高い=選択肢が広がると言われますが、やりたいこともわからないのに、いくら選択肢が あっても仕方がない」 高校教諭のBさん(40)も、長男(8)をTCSに入れた。年間72万円の学費は苦しいが、何物にも 代えがたい体験を積む息子の成長に満足している。(>>2-10につづく) zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081208-00000001-aera-soci
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