- 1 名前:.-.-. ◆5i...2iynk @窓際記者こしひかりφ ★ [2008/10/05(日) 14:00:27 ID:???0]
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・ 大江健三郎さん、ついうっかり 日取り勘違いし講演に姿見せず ノーベル賞作家も、ついうっかり−。劇場、図書館などから成る山形市の「シベールアリーナ& 遅筆堂文庫山形館」で4日予定していた作家大江健三郎さんの講演会「本を読むことに始まる」 に本人が姿を見せず、古い友人でこの日は講師の紹介役だった作家井上ひさしさん(川西町 出身)が、詰め掛けた約600人の聴衆を前に急きょ代役を務める珍事があった。大江さんが 講演の日取りを1日勘違いし、5日だと思っていたのが原因。大江さんの講演会は、後日あらた めて開く予定だ。 大江さんはこの日午後、山形新幹線でJRかみのやま温泉駅に到着するはずだった。ところが、 井上さんらが迎えに出た同駅には降り立たず、乗り過ごした可能性を考えて探した山形駅にも いなかった。大江さんが講演日を取り違え、都内の自宅にいたことが分かったのは、開始時刻 の午後3時の直前。主催者側は、4日の新幹線チケットを事前に送り、大江さんと2日に最終 打ち合わせをしていたという。 代わりに演壇に立った井上さんは「大江さんには急いで手紙を書いて、あらためて講演をお願い する。本当に申し訳ありません」。大江さんが現在、書き下ろし小説に取り掛かっていることに 触れ「日付を忘れるくらい執筆に集中していたのでは。とても誠実で正直な人。本人は苦しんで いると思う」と述べた。 同じ学年という大江さんの作品については「東大生時代に書いた『芽むしり仔撃ち』を読んで 『参った』と思った。あのころは『大江ショック』で小説をあきらめる同世代が多かった。個人的な 悩みから希望をつくり出し、自分を乗り越えて人類を励ますのが大江作品の本質」と分析。「大江 さんが書いていないジャンルは−と考えた時残っていたのがドタバタ」とユーモアを交えて話し、 満員の聴衆の拍手を浴びていた。 大江さんの次の講演日が決まった時点で、この日の聴衆に連絡。希望者にはチケットの払い戻し も行う。千葉県から訪れたという女性は「井上さんと大江さんの話を聞けるなんて、1回で2度 おいしい感じ。次回も来ます」と話していた。(以下略) >>> www.yamagata-np.jp/news/200810/05/kj_2008100500070.php
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