- 1 名前:THE FURYφ ★ [2007/09/06(木) 10:18:15 ID:???0]
- 日本ボクシングコミッション(JBC)が、注目の日本人対決に向けて異例の「介入」で厳戒態勢を敷く。
WBC世界フライ級王者内藤大助−亀田大毅戦(10月11日、東京・有明コロシアム)のジャッジ、 レフェリーの送迎、来日後のスケジュール管理を行うことが5日、分かった。通常はプロモーターの 仕事だが、公平性、透明性を確保するため両陣営がJBCに任せることで合意した。またグローブも、 別会社ではなくメキシコ製で統一することが決まった。 「内藤VS大毅」は完全なガラス張りの中で行われる。中立機構でもあるJBCの職員が、WBCから 派遣されるジャッジ、レフェリーを完全管理する。試合直前の来日後、成田空港から都内ホテルまで 送迎し、滞在中も行動を共にする。 ジャッジ、レフェリーの管理は本来、プロモーターの役目だ。今回の世界戦の国内のプロモーターは 協栄ジム。慣例なら協栄ジムの職員が行うはずだが、両陣営は公平性を徹底して追求し、あらぬ疑惑を 持たれぬよう、JBCに依頼することで合意した。 異例ともいえるJBC介入の根底には微妙な判定に持ち込まれた昨年8月の興毅の世界戦がある。 ランダエタ戦は国民的な議論を呼び、激しいバッシングによる苦い思いは、亀田家のみならず 日本ボクシング界全体が味わった。そんな事態を回避するためにも、JBCの力を借りることになった。 JBCの安河内剛事務局長は「両陣営の意向でもあるし透明性、公平性の確保に努力したい」と話した。 不透明感の一掃は、これだけではない。この日、JBCは両陣営と、メキシコ製のレイジェス社のグローブで 統一することでも合意した。大毅はメキシコ製、内藤は日本製と国内では初めて、別会社のグローブで 試合を行うはずだった。それぞれの特性があるものの同じ8オンスグローブで、海外の世界戦では 例もあるだけに問題はなかった。それでも徹底した公平性を図るため、先月の世界戦発表時に 決めていたメキシコ製で統一することに決まった。 注目の亀田家初の日本人対決による世界戦まで約1カ月。両陣営の意向を受けたJBCは直前の計量、 調印式などの行事を含め、さまざまな面で公平性、透明性の確保を目指す。「内藤−大毅」はこれまでの 世界戦では最も「中立」のリングで行われる。
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