【教育】立命館大学で「ドルアーガの塔」セミナー 遠藤雅伸「初めて見る人にとって面白いかどうかがとても大切」 at MOEPLUS
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1:あやめφ ★
08/05/12 19:04:10
立命館大学は、第一線のクリエイターによる講義「クリエイティブリーダーシップセミナー」にて、
「ドルアーガの塔」を題材にした講義を5月7日に実施した。会場には、同校の映像学部の1年生を
始めとした、約200名の学生が聴講した。

講演者は、「ドルアーガの塔」のゲームデザイナーで、現在は株式会社モバイル&ゲームスタジオ
代表取締役会長を務める遠藤雅伸氏と、株式会社ゴンゾでテレビアニメーション「ドルアーガの塔
the Aegis of URUK」のプロデューサーを務める橋本太知氏のおふたり。

■ 「ドルアーガの塔: ジ・オリジン」

まず最初の講演は、遠藤氏が「ドルアーガの塔」の企画・制作について紹介する「ドルアーガの塔
ジ・オリジン」と題されたもの。初代「ドルアーガの塔」の企画書を見せながら、その制作手法が
紹介された。

最初の企画書は'83年に作られたもので、タイトルは「QUEST」だった。上下左右に通路がある部屋が
いくつも繋がったマップを探索するというもので、後に登場した作品になぞらえれば「ゼルダの伝説」の
イメージに近い。アイテムを拾って敵と戦いながらダンジョンの奥に潜っていくというものだが、
ただ扉を見つけても入れず、王女を見つけて鍵を受け取ると進めるようになる、といったクエスト要素も
既に含まれていた。また食べ物で体力を回復するというアイデアも盛り込まれていた。

最終版となるプロトタイプ2の企画書で、「THE TOWER OF DRUAGA」というタイトルがようやく現われた。
キャラクタの名前は、メソポタミア、バビロニア、シュメールなどの神話を英語読みしたもので、
ドルアーガはインドの神ドゥルガー、イシターはメソポタミアの神イシュタル、カイはシュメールの女神キ、
といった具合。これらについて遠藤氏は、「ネーミングには2通りのやり方がある。1つはありえない名前、
存在しないものの名前にすること。ここではそれとは逆に、ありそうな名前を物語になじませるという
手法をとっている」と説明した。

一通りの開発の流れを見た後は、開発資料を見ながら実際の制作の一幕が紹介された。技術的な
ところでは、キャラクタやモンスターのデザインにおいて、パーツに分けて描くという仕組みを初めて
使った作品になるという。具体的には、ドラゴンの胴体、体、羽、頭のパーツを別々に描くことで
データ量を減らしている。

色データを使ったテクニックについても語られている。ブルーナイトとブラックナイトは色を変えただけ、
という基本的なものもあるが、そのほかにも、ツノのあるキャラクタにはツノの部分に色をつけ、
ないキャラクタはツノを透明にするというテクニックが使われている。「パレットマジック」と呼ばれる
手法で、これも「ドルアーガの塔」で初めて使われたのだという。

またプロモーションにおいては、ポスターにこだわりがあるという。当時、社長が漫画嫌いだったため、
アメコミ調のコマ割りで、ジオラマにキャラクタの絵を立てて撮影し、それにフキダシをつけて作った
という。また後半のコマでドルアーガの影が映っているところがあり、そこではギルが角の生えた
ヘルメットになっている。これはこのヘルメットを取らないとドルアーガを倒せないということを暗に
示しているものだそうで、プレーヤーもこれに気づいて攻略を進めたという。

GAME Watch(一部抜粋)
URLリンク(www.watch.impress.co.jp)
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担当:Mamenoki bg20through