【韓国】 大手造船会社、サムスン、現代、大宇、為替ヘッジで含み損が雪だるま式にふくらむ [08/10/10] at NEWS4PLUS
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1:エマニエル坊やφ ★
08/10/10 22:52:47
◇為替ヘッジ、悲喜ごもごもの造船メーカー

会計基準の改善を要求している造船業界が為替のリスクヘッジで頭を悩ませている。

造船業界は、後に受け取るドル建て残金も現在のウォン相場で評価して資本勘定に含める
会計基準が設定されていることから、会計基準の改善を求めることにしたばかり(9月26日付既報)。

その矢先の金融危機で、黒字倒産の危険性もあるという。
造船メーカーは、注文を受けた船舶の手付金や中間金などの名目でドルをはじめとする
多様な外国為替をもらっているが、ヘッジを通じて為替変動リスクを回避するところもあれば、
全く為替ヘッジをしていないメーカーもある。

問題は、為替の急騰落に伴う経営上の損失を回避するために、為替ヘッジをしている造船メーカーは、
ウォンの暴落による実際の損失はないが、まるで大幅の含み損が発生したように会計処理されることだ。

一方、為替ヘッジをしておらず、為替リスクにさらされている造船メーカーは、かえってウォンの暴落による
莫大な含み益を手に入れている状況だ。
実際に、韓進重工業は、受注代金として受けた為替を全く為替ヘッジしていないメーカーだ。
100%の為替変動リスクにさらされているが、今年に入り、かえって2500億ウォンを上回る利益を得ている。

一方、100%の為替ヘッジをしているサムスン重工業と70%以上のヘッジをしている現代重工業と大宇造船海洋などの
造船メーカーは、為替含み損が雪達磨式にふくらんでいる様子だ。

韓進重工業の関係者は「今年初めの事業計画では、ウォン・ドルの為替目標を年平均930ウォン程度と
計算していたが、最近1400ウォン近くまで急騰したため、単純計算しても1ドル当たり450ウォン以上の
為替差益が発生した。為替が上昇するほど営業利益がそのまま大きくなる状況だ」と話した。

しかし、ほとんどの造船メーカーは、受注代金の70%以上を為替ヘッジしている。
特に、サムスン重工業は受注代金の全体を先物為替契約を通じてヘッジしている。
例えば、ウォン・ドルのレートが1ドル1000ウォンの時、1億ドル規模の受注代金をもらったとすれば、
先物為替契約を結んでウォン換算金額を固定するものだ。

為替レートが1400ウォンまで急騰しても、800ウォン台に下がっても、関係なく受注金額は
1000億ウォンに確定する方式だ。
現代重工業や大宇造船海洋も受注代金の70%ほどを為替ヘッジしているが、残りの30%は
ドル決済代金に使っている。

問題は、為替に伴うリスクを回避するために、先物為替契約を結んでいる造船メーカーが、
会計処理では大規模の資本の食いつぶしが行われているとのこと。

サムスン重工業の関係者は「現在まで受注代金が137億ドルと、今年初めに目標としていた
150億ドルはもとより、200億ドルまでも可能であるくらい好況である。

しかし、会計上は、今年上半期だけでも為替ヘッジに伴う派生商品の含み損が9310億ウォンに達しており、
第3四半期には資本割れの状況になると予想される」。

現代重工業も上半期の派生商品の含み損だけでも1兆3160億ウォンに達する。
大宇造船海洋の関係者は「船舶の引渡しが完了する時点では為替ヘッジ含み損が完全になくなるが、
会計上の錯視現象が大きくなっている」と話した。【KRN】

ソース:今日の韓国ニュース
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