【動物】英イングランド、子犬・子猫の販売禁止へ 生後6カ月未満 at NEWSPLUS
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18/08/23 17:49:39.49 CAP_USER9.net
英政府は22日、イングランドで生後6カ月以下の子犬や子猫の販売を禁止する方針を発表した。
パブリックコメント(意見公募)に同日付で付された方針では、生後6カ月未満のペットを飼いたい場合は、認定されたブリーダーあるいは動物保護施設で入手しなくてはならなくなる。
生後8週間未満の子犬や子猫についてはすでに、10月1日からペットショップなどでの販売が禁止される予定となっている。
今回の方針は、一部の悪質業者が劣悪な環境でペットを繁殖させている実態が明らかになったことを受けたもの。
2013年にウェールズの繁殖施設から救出された5歳のキャバリア・キングチャールズ・スパニエル犬ルーシーは、狭い檻に入れられていた影響で背骨の変形やてんかんといった健康問題を抱えていたことから、2016年に死亡。これを受け、子犬や子猫の販売を禁止する運動「ルーシー法」が展開されていた。
「ルーシー法」運動の団体はフェイスブックに、ルーシーが「繁殖業者は、子供を産めなくなった私を価値がないと考えた!!!ありがたいことに私は救助され、私の家族は私のことをプライスレス(値段がつけられないくらい価値がある)と思っている! 残虐なやり方を止めさせよう―パピー・ファーミング(子犬工場)を止めさせよう!」と書かれた紙と共に写る写真を投稿。
「何年もの虐待のせいで彼女の体はあまりに弱くなっていて、もう戦えなかった。繁殖業者はお金をもうけられないルーシーは価値がないと思ったが、私たちや彼女を愛する人たちは、彼女を永遠に大切に思い愛し続ける。彼女のためにも問題への認知を高めよう」とのコメントを添えた。

「ルーシー法」の署名運動には15万人近くが賛同し、英議会でも今年5月に審議が行われた。
ブリーダーから第三者を通じて販売された子犬・子猫の数の統計はないものの、動物愛護団体「ブルー・クロス」は、英国全体で毎年約4万~8万匹が販売されていると推計している。
英環境・食料・農村地域省(DEFRA)によると、ペットショップの一部を含む認可を受けた第三者販売業者の数は、イングランドでは100に満たないという。
マイケル・ゴーブ環境相は、「ペットの状況を全く考慮しない人々が、この酷い商売でお金をもうけることはできなくなる」と語り、新たな規制を支持した。
テレビ番組に出演している獣医で、「ルーシー法」運動を始めたマーク・エイブラハム氏はBBCラジオ5の番組で、ルーシー法によって全てのブリーダーや繁殖業者に「完全な透明性と責任」を持たせ、「動物たちが置かれた状況の向上に大きく役立つ」と話した。
エイブラハム氏は、「どこにも隠れることができなくなる。ペットショップがブリーダーに責任を擦り付けることはできないし、ブリーダーがペットショップのせいにすることもできない」と語った。
「販売する人は皆、責任を負わされるので、動物福祉にとってとても喜ばしいことだ」
続きはソースで
URLリンク(ichef.bbci.co.uk)
BBC
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