善光寺が北京五輪聖火を門前払い。当然だよねえ

善光寺が北京五輪聖火 ..

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08/04/29 01:43:23
　だが、行動する若手僧侶たちに理解を示す老僧たちも現れ始めた。十三日のイベントには、若手僧侶たちに「仏教徒としてチベット民族だけでなく、中国の方も同じように弔いなさい」と諭した僧侶の姿も見かけられたという。
　とはいうものの、それでもまだ、役員たちから“辞退”という声があがることはなかった。なぜなら、中国側から圧力がかけられていたからだ。
「執行部には中国大使館周辺とみられるところから、連日のように電話が入っていました。辞退を決めた後も、非公式に中国側から『どうなっているんだ』と執行部に厳しい連絡があったと聞きました」（前出・若手僧侶）
　煮え切らない執行部に痺れを切らした若手僧侶の中には、“秘策”を案じる者もいたという。
「もし辞退しないのなら、聖火リレー当日、チベット弾圧に抗議する垂れ幕を出そうという計画がありました。また、十八日に予定されていた全住職が集まる全山会議で、“辞退”を緊急に提議するつもりだった僧侶もいたそうです」（中堅僧侶）

　若手僧侶たちの訴えが役員たちに届いたのか、十七日午後二時過ぎに始まった局議の冒頭、若麻績（わかおみ）寺務総長は、こう切り出した。
「出発地を返上してはどうか」
　そもそも十七日の局議では、聖火リレー当日に参拝客を規制してほしいという長野市の提案を議論する予定だった。総長の突然の提案に、出席していた十六名は驚いた様子だったが、すぐに議論が交わされた。

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